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ヴィベェケ・S・リーセ

 

 

先日デンマークの動物行動学のスペシャリスト ヴィベェケ・s・リーセさんのセミナーがあったので参加してきました

今回はグルーミング時における行動学者からの視点を教えて頂きました

 

全ての犬の行動には『意味』がある

 

と繰り返し、おっしゃていました

まぁ犬にとってみれば当たり前なんですけど

繰り返し強調する理由は、多くの人がその意味を考えないからなんだと思います

理屈抜きで、《こうあるべき》 《こうしなさい》 と考えがちなんだと思います

 

質疑応答の先生の回答はすべてにおいて共感できました

 

質疑応答の中で

トリミングテーブルの上で、他の犬の動きや他のスタッフの動きに反応してしまう

あるいは攻撃的になってしまう犬についての対応方法を聞かれ

①個室でその子だけの空間で施術する

②①が駄目なら出来るだけ離れた場所で・・・云々

という内容のやり取りがありました

 

たしかにそれはそうだなと思いましたが

どこまでその対応をとっていたいたかというと、本質的にはとってないんですよね

8人のトリマーがいると、スペースも限られてきます

隣との間隔が狭いと、特に他の犬が苦手な子にはストレスがかかります

 

DSC_0078.JPG

 

 

DSC_0080.JPG

 

白毛用のブースを作るための、黒のロールスクリーンは取り付けてありましたが

それを利用して、半個室を作るためのロールスクリーンを追加しました

 

これでワンズも集中できるかな?

 

内部告発

 

羽田空港近くのペットホテルの元従業員が、働いていたお店の実情を外部に漏らして

騒ぎになっているらしいです

うちはスタッフが自分の犬を頻繁に連れてくるから、内部告発はないと思いますが

経営側の視点で考えると、けっこう辛いですね・・・

 

ペットホテル.jpg

 

①繁忙期には複数頭を同じケージに入れる

②大型犬はリードに繋ぐ

③散歩はしない・・・等々だそうです

お店のブログのアカウントをのっとって、顧客にもメールをするという手段を

とらなければならなかったのか?そのあたりはひっかかりますが

上記3点を除けば、一般的なのケージ型のペットホテルと大差はないです

 

この写真を見てしまうと

元従業員は動物を扱う仕事に対して、元々持っていたイメージが良すぎた事への

ギャップがあったのか

もしくは、公開していないもっと悲惨な現状があったのか

そんな推測をしてしまいます

 

実際にペットホテルで働いている人はそう思っていると思います

 

昔僕が経営を引き継いだお店も、ケージで預かるスタイルでした

吠えますし、体調を崩します

ひと月も経たないうちに、業務形態を変えましたが

狭いところで長時間いる事への耐性がないと、厳しいと思います

 

犬にも得意・不得意、向き不向きがありますから

一概にどんな預け方が良いかは決められないですが

ペットホテルを選ぶ際は、見学させてもらえるところが良いと思います

預かっているところを見学させてくれるケージ型のホテルって少ないと思います

 

最近移転されたマオ動物病院さんは

入院・ホテルのお部屋の出入り口を2か所作られていました

ひとつは奥にある従業員入口

もう一つは待合室から入れる、面会入口だそうです

 

ホテルを選ぶ時は『施設を見せてくれる』を条件に入れてみてください

 

 

 

高級路線

 

 

『ららぽーと立川立飛』が12月10日(木)OPENします

サイトは コチラ

ペットショップはILIOが入ると思っていましたが、ペットパラダイスDXだったようです

先日記事に書いた、大手ペットショップが近所にOPENしか事に関しては何とも思わないですが

比較的高級路線の『ILIO』が入るとなるとそれなりに危機感を感じていました

ペットパラダイスDXには行った事はないですが、

サイトを見ると躾や保育などトータルでサポートしているようで

かなり脅威です(-_-;)

 

先日国立にOPENした 『Granz&"t"』 さんに寄って挨拶してきました

こだわりのフード・しっかりとしたケア・フリースタイルでの預かり・・・等々

コンセプトがしっかりしているので、商圏は離れていますがよっぽど脅威です

 

6年前の開業時からずっと『10年先も通用するビジネスモデルの構築』と言い続けています

フリーでの預かりをするお店がもっと増えなければ駄目だとも常々言っています

※その理由は次のコラムにも書きます

 

ライバルの登場は歓迎すべきです

自分たちの進化が加速しますから

 

 

災害時のフード

 

災害が起きた時、いつも愛犬が食べているフードを分けてもらえるか?

そんなご質問を受けました

仮に関東に大地震がおきて、流通がストップしてしまったら

愛犬のフードも手に入らなくなります

そんな状況になったとしたら、地域の人も避難生活を強いられている状況だと思います

当店に関しては、避難所に入れないなど様々な状況に置かれたワンコをシェルターとして

預かる立場になります

フードを販売しているので、40頭位の犬がしばらく生活できるだけの食糧と水は確保してあります

後は購入希望の方に平等にお分けする事くらいですかね

なのであまり心配なさらないでください

 

リーフとぅ.jpg

 

『LEAF to Home』がもっと安くなれば買います

 

yjimage[3].jpg

 

MIRAIなどの水素を燃料とする車は、発電する分

電気自動車やPHVより災害時は有利ですね

 

M&A

ペットショップJOKERが岡山を拠点とするホームセンター運営会社に買収されて子会社化するらしいです

横浜でサラリーマンをしていた頃、横浜駅のそごうに入っているJOKERさんにはよく行ってました

仔犬をワラワラさせながら展示販売するスタイルは斬新で、見ていて飽きなかった

仔犬の価格は高かったけど、売れ残っている印象はなかったように感じます

 

村山のお店にもよく行きますが、仔犬の価格は一般的なペットショップと変わらなくなりましたね

社会性を身に着けながら販売する独特のスタイルの付加価値がぶっ飛んでいきました

いろいろ真面目にやってきと思うんだけど、どうしてこうなったのかはよくわかりませんが

まぁ一代で築いた会社なのであれば、何も頑なに守る必要もないし

時代背景に背を向けられて、安心して任せられる跡取りがいないのであれば

高く買ってもらえるうちに、会社を売った方が得ですよね

 

ただ寂しいです

犬業界全体としては良くない方向に向かっているかもしれません

 

ホームレスと暮らす犬

以前読んだシーザーミランの本に

《ホームレスと暮らす犬が一番幸せ》といった一文があった

 

ホントそう思う

 

高級なフードを食べて、高い医療を受ける

もちろん大切な事だけど犬が何を求めているかというと

飼い主といつも一緒にいる事なんじゃないかと思う

 

もちろんバランスは大切だし

衛生面、法律、等々いろいろ考えなければならない問題もあるのはわかる

背景がわからないから口を出せないけど

それにしてもこれはあまりにも残酷↓

 

 

 

こだわり

当店のトリミングにこだわり

その一つは『かわいくすること』

お手入れ重視で、飼い主様から《とにかく短く》というご注文を受けても

皮膚の状態が悪く、短くしなければならなかったとしても

高齢で早く仕上げなければならなかったとしても

ここをこう丸くすればもっと可愛くなる! とか常に考えながら

カットしているのを、客観的に見て感じます

 

taka1.png

 

犬も飼い主様もブラッシングが苦手で、しかも毛玉だらけなのにもかかわらず

フワフワカットをご希望された時に、必ずしもご希望に沿わない長さ・・・

よりスッキリさせることを提案する事は時々あります

犬が好きで、犬の負担を実際に強いらなければならないトリマーからすれば

当然の提案であるとも思いますが

先日初めてご来店いただいた方が通っていたサロンでは

逆に足の毛やマズルの毛を短くすることを許可しなかったらしいです

かっこ悪くなるから・・・

いろんなサロンがあっていろんなこだわりがあるなぁと、あらためて感じました

 

 

地域密着の壁は厚かった

6年前の開業時から、『地域に愛されるお店』を目指して店づくりをしてきました

リキペルやホテラーを連れて、いろんな道を探索して

近所の犬は、どこにどんな犬がいるかほとんど把握していました

顧客分布図の旧店舗付近は密に埋まっていました

 

移転してから、予約がとりずらい事もあり

なかなか新店舗のご近所のわんこを受け入れる事が出来なかったうえ

旧店舗ご近所のわんずも何頭か離れていきました

お客様が離れる理由は

①予約が取りずらい ②料金が高い ③僕がうるさい

こんな感じですが、なかなかすぐには変えられないので(-_-;)

当初イメージしていた、『地域に根差す』という部分が

薄れてきています

 

もっと力を蓄えて変えられるところを変えて

もう一度地域密着をイメージしたいと思っています

 

白い家

DSC_0073 - コピー.JPG

 

鬼怒川の堤防が決壊した災害の時

屋根の上から中型犬と一緒に助け出される救出劇をTVで見ていた娘が

部屋中のぬいぐるみを集めて抱きかかえていたそうな

DSC_0056 - コピー.JPG

 

あの災害で白いへーベルハウスは何人の命を救ったのでしょうか

 

へーベルに住み替え移転を考えている同業仲間がいます

うちの開業の1年後に開業して

うちの移転の1年後に自宅兼サロンを購入移転しました

オーナーは僕より10も若いのに!

追い越されないように、必死で逃げますけどね

 

 

薄利多売

 

ここ数か月の間に、当店の比較的近くに2件程

全国展開する大手ペットショップが新店をOPENさせました

片方のお店に行ってみましたが

11時に犬のショーケースの掃除をしていました

夜間に出た汚物等々を捨てる作業です

ホームページをみると11時に開店とあります

つまり開店前にはスタッフはお店にはいません

開店と同時に出勤して、それから掃除です

犬達の朝ごはんはそれからという事になります

20時に閉店して朝の11時まで15時間以上は食事なしです

親元を離れたばかりの40日前後の幼犬には酷ですね

 

犬猫を安く販売するこのお店は『薄利多売』が安さの秘密だと謳っていますが

そうではありません

50円で仕入れたりんごを100円で100個売るお店に比べて

50円で仕入れた同じりんごを75円で200個売るお店があったとしたら

前者に比べて後者は同じ利益を出すために『薄利多売』だと言えるでしょうが

犬はそもそも仕入れ値が違います

安い個体を大量に購入して

そして犬への経費(お世話代等々)を減らす事で安く売ります

『薄利多売』の意味が違ってきます

 

何が言いたいかと言うと・・・犬を買うにしてもお店は選ばなきゃいけない

心底犬が好きで犬の健康と幸せを考えられる人(業者)が犬の販売をする

そういう仔犬販売のあり方を、買い手も売り手も考えなければならない

ということです

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