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フードの質問(補足)

先日のフードの質問記事

魚の粉が主原料で、卵殻カルシウムが多めに入っているごはん

カルシウムが多すぎないか心配だという話をさせて頂きました

 

 

人間で言うと若い頃は “骨が丈夫になるように” “背が伸びるように”

老いてくると“骨粗しょう症にならないように” 牛乳を飲んだり、サプリを飲んだり

積極的にカルシウムを摂取してきたと思います

犬も同じように考えている、フードメーカーさんがあるんです

 

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↑AAFCOの栄養価基準

これを全く参考にせず、フードを作ってるところがあったら聞いてみたい

カルシウムに関しては『下限』と共に『上限』も記載されています

摂りすぎると駄目だからです

そもそもドッグフードのパッケージにカルシウムの値が記載されていない事も多いですが

上限を超えているメーカーだってあります

信念があるのかもしれないですが、多くの場合は先日の記事のフードのように

なんとなく魚の粉を入れて、卵殻カルシウムを入れたら高くなった・・そんなレベルだと思います

(高くないかもしれませんが)

 

あくまで個々ではありますが

それでもある程度犬種特性を考慮する必要はあります

 

【股関節形成不全など関節の疾患の罹患率が高い犬種】

に関しては

若年期のカルシウムの過剰摂取は気を付けなければならないし

 

【尿結石の罹患率の高い犬】

に関しても過剰摂取は気を付けるべきです

↓アニコムの白書

 

IMG_20170308_0002.jpg

 

全犬種を平均してストラバイトとシュウ酸カルシウムの罹患率が半々だとします(だいたいそんな感じ)

 

シュナウザーに関しては犬種平均の4倍結石が出来ます

そのうちストラバイトとシュウ酸が大体半々の割合なので

シュウ酸カルシウム結石に関しては犬種として4倍気にしなければならなりません

 

パピヨンに関しては犬種平均の1.6倍結石が出来ます

パピヨンに関しては表を見る限り、大体8割位の子がシュウ酸カルシウムなので

3倍くらいシュウ酸カルシウム結石を気にしなければならなりません

 

えっつ?と思いますよね

 

とりあえず、パッケージにカルシウムの値は表記するようにしてほしいです

 

 

わが子を守るのは飼い主

6年前のチロルの保育の様子↓

 

『チロルが散歩してると、遠くからでも分かる』

そのくらいのギャン吠え、手当たり次第に吠える感じ

犬や他人への恐怖心からきていたのですが

私がそんな子を預かって、散歩やランに連れていったとした時の

飼い主さんとの気持ちの上での絶対的な違いは

 

『この子を守るのは自分』だという部分です

 

どんな事態が起こるか分からないですが、いろんなシチュエーションを想定して

何かが起こる前に対処する、起こった時には毅然と対応する

そんな飼い主の意思を犬に見せつけないと犬が安心する訳ありません

 

『吠える』事に対してだけ切り取ってみると

仮に“怖い”という思いから吠えているのであれば

『俺と一緒にいるのに怖いってなんだよ!!』って伝えます

もちろん怖くないと思わせるような物理的なアクション

“介入”だってしますし、よその子を叱ることだってします

襲ってきそうな犬がいたら盾になります

相手がピットブルでもヒョウでもライオンでも

極端でしょ

でも本当に思ってるから

捕食の動画見てイメトレしてるから(^_^;)

 

気持ちの問題です

 

 

↑6年前、いろいろと雑ですが(汗)家ではギャン吠えのチロルが一度も吠えていない

守る!という気持ちと、環境や雰囲気、状況判断・・・etc

 

怖がりな犬は性格・・そう思いたくないから

少しでも変わってもらいたいと思っているからいろいろ連れて行っている訳で

でもまず変わらなきゃいけないのは家族の考え方

 

犬は答えてくれますから

頑張った事に対して『褒めて』あげる事、喜びや満足を共有する事

大事です

 

 

20170305屋上ドッグランの様子

変わるのは親②

療法食を食べ続ける事による二次的疾患の発生

こういった事が増えてきて

特定のメーカーの療法食を与えなくなってきている病院が増えてきています

 

・療法食のメーカーの選択肢が増えてきているという事

・良質なフードを提供する会社が療法食に参入してきたという背景

・処方箋(獣医の許可がないと購入出来ない)と謳っている療法食ですが

 薬事的な効用はなく価格と品質が釣り合っていない現状

 

最近病院でよく見るポスター(案内)がブルーバファロー

先日記事にした事で、いくつかご質問も頂きました

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品質的にはあまり心配はないように思えますが

気になる記事↓があったのでメーカーに確認してみました

【most scandoulos dogfood top5 】

 

記事の中の動画にブルーの商品が出てきます

英語がわからないのでアレですが

飼い主様に安心してオススメするためにメーカーに問い合わせたところ

『チキンの副産物・・2014年・・・・うんたらかんたら』

質問に答えようとしないし(^_^;)明確な回答はなかったですが

現在の商品は大丈夫だそうです・・・。

 

(余談)

開業間もない頃

5頭の多頭数家族を定期的に預かってました

そのうちの一頭がよく血尿をしてて、滞在中もかかりつけ病院に連れて行っていました

その子はPH食べてて、当時のPHはたしか今ほど種類がなく

とにかくしょっぱい位しか特徴が無く、味が濃いから他の子が食べたがるようで

私はホテルではお皿を一頭一頭、犬の前に並べて食べ終わるまで管理しているからいいのですが

飼い主さんは困ったらしく、その事を相談したら病院からPH大袋買わされました

害はないから、他の子4頭も一緒にPH食べさせるという指示です

結石持ちの子が既に肝臓の薬を併用しているにも関わらずです

今なら病院で暴れますが、当時は黙ってました

比較的近くにある病院ですが、よっぽどの事が無い限り近づく事はないでしょう

食事に対して興味が無いというレベルではありませんから

 

 

 

 

バビィゼット設置 dog salon pin 様

先日千葉の富里郡までBUBBIE/Zの設置に行ってきました

高速で2時間! リーフだとすぐ電池切れしちゃうから送迎車3号で出動でした

 

DSC_0146[1].jpg

 

 

外観の塗装が終わって、足場外し待ち

内装はほぼ終わってOPENを待つばかりの状態でした

 

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まさかのピンシャー看板犬!?と思ってたら

先代猫の名前だそうです

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水圧もしっかりあって

良い泡が出来ていました

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学校を卒業してすぐに開業するとのことで

いろいろと心配されていましたが

うちも同じ転職組で、学びながら運営してきました

トリミング業は技術職ですが、同時にサービス業ですから

サービスを大切にすれば、きっとうまくいきます

そんなご相談もお気軽にしてください

 

 

 

 

 

フードの質問

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このドッグフードはどうですか?というご質問

国産フードで無添加がうウリのようです

 

1500円位なら買う人はいるかもしれませんが

名前は伏せていますが、販売価格4000円弱です

原価は500円位じゃないかと思っています

こういう『イメージ』でドッグフードを売るのって、もう止めにしてほしい

魚の粉から始まって、全部粉でしょ・・このフード

野菜も粉

もし野菜が粉じゃなく生なら極少量

というか少量であってほしい・・というのも

卵殻カルシウム

結局は卵の殻。副産物ですが

このフード、全犬種、オールステージ対応

幼犬にも与えられるというコンセプトですが

カルシウムの過剰摂取を避けたいなら多くても2%程度にとどめるべき

卵殻のなかの40%が実質のカルシウムなので

1㌔に対して 2%→20gが必要なカルシウムの上限   卵殻の量で言うと50g

つまり1000gに対して50g入っている卵殻カルシウムの原材料以下しか

キャベツ、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもは入ってないという事

生での仕入れなら原材料としては数グラムしか入っていない事になります

 

これはカルシウムが2%だったと仮定した数値で

もっと高い事が懸念されます

卵殻カルシウムが上位に表記されているし

タンパク源が魚の粉

骨や頭の部分も含めて、粉にしたものですから

きっとカルシウムも多く含まれます

粗灰分5、3%の内訳も凄く知りたい

 

 

しかしそもそもほとんどのタンパク源を魚の粉で済ませようと思ってるメーカーが

野菜を加熱して加工するような作業をするだろうかと疑問に思う

 

さらに仮にすべて粉だったりすると、作る側は凄く楽です

加熱がいらないからエクストルーダなども要らないしね

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイエット食で結石は出来るのか

急な下痢や嘔吐などで体力が低下した時に処方されたADが原因で膵炎になる

そんな事例はけっこうあると、個人的に思っています

これは命に係わる事なので、あってはならない事なのですが

そこまで深刻ではないにせよ

ダイエット用の食事で結石が出来てしまう事があるのではないかと思っています

安価なダイエットフードには多くの食物繊維が含まれていて

多いものだと40%以上が食物繊維のものもあります

繊維質なので胃の中で水分を含んで大きく膨らみます

こういった高繊維のドッグフードを食べると、必ず便の回数が増えます

しかも便の嵩まで増えます

便のほとんどが食物繊維と水分です

犬が意識して水分を補給するなら心配ないですが

胃の中で大半の水分を吸収して腸にいくと、膀胱に行く水分の量は絶対的に減ります

健康体であれば良いですが

膀胱炎になりやすかったらそれなりのリスクはあるのではないかと思っています

そもそも繊維質まみれの食事で一時的に痩せたとしても

良質な蛋白が含まれていなければ、代謝は落ちます

なんちゃってダイエットフードを与えるのはホント止めた方がいいと思います

 

20170303ペットホテルの様子

臨時歯石取りイベント

昨日ご案内した口腔内ケアセミナーと同日

歯石取りイベントも開催します

普段は第2第4木曜日なので、週末を希望される方も多く

セミナーの前後の時間帯に施術もさせて頂ける事になりました

 

 

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注)開始時間がいつもと違うのでご注意ください

 

前回の施術写真です↓

1.2荒関モカ_beforeL.JPG

 

今回も安定して、ピカピカにしてくれました♪

次回は3月9日 まだ予約は可能です

お待ちしております

 

 

 

 

お店の設備紹介

お店の設備に関するご質問をときどき頂きます

良い機会なので、設備全般に関する紹介VTRを作りました

参考にしてください

 

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