真夏のパピーパーティーの様子
2022/07/10 in DOG DIAMOND
昨日(土曜)のパピパの様子です。
屋上は風があり地面よりも大分涼しいですが、とは言えここ最近の酷暑で
集合時間はパピパ開催時間の16時よりも遅れ気味の集合になりがちでした
昨日は置く分涼しくて 割と早めに集まった印象です。
初登場は0頭で2回目が1頭。
後はほぼほぼ10回以上来ている リピーターさん。
これもドッグダイヤモンドのパピパの特徴ですね。
犬との触れ合い初心者ばかりの空間にパピーを入れてもミスマッチの連続です。
良い見本を連発してくれる犬の群れに入れないと 正しい成長はなかなか促せないです。
今日も午後からは曇り予報なので、雨が降らなければ快適な空間で
犬達を学ばせる事が出来ると思います。
仔犬の頃は一瞬 今をときめけ、明日にきらめけ!
あっ 栄町の地域のソフトボールに誘われたので
事前にメルカリでルーキーズ全巻買ってイメトレしてました!
では!
苦手か得意かでQOLはまるで変わる。
2022/07/06 in DOG DIAMOND
犬同士のコミュニケーションの話。
コミュニケーションが長ける理屈や、逆に苦手になる理屈に関しては人も犬も大差ないです。
【人間】
・親がコミュ力高くて基本 家族や外で出会う他人とのコミュニケーションの機会が多い。
・幼い頃から保育園・児童館などコミュニケーションが必要とされる場に長い時間居る。
・学校や部活など適切なコミュニケーションが必要なコミュニティーに属していた。
・コミュニケーションが必要な仕事をし続けている。
【犬】
・親や兄弟と一定の時間を過ごした
・幼犬期コミュニケーションを学ぶ場に連れていかれた。
・散歩中飼い主どうしがコミュニケーションをとる事が多い。
理屈に大差はないけど、犬の場合はコミュ力を学べた場合と、そうでなく犬が苦手になった場合
その後のQOLの差が激しい。0か100かみたいなところがありますよね。
他の犬とは徹底的に避けて暮らす場合と、逆に散歩での挨拶やランやカフェなどを徹底的に楽しむ場合。
そもそもこの0か100かの状況にどうして陥ってしまうのか?って考えた時に
育て方に0か100かを当てはめようとするからだと思っていて。
分かりやすい例を出すと、ドッグランでよく聞く
「犬なんだから好きにさせれば優劣がつく」理論。
この考え方がけっこう苦手で、お互いの犬にとってメリットが無さすぎると思ってます。
優位に立った犬に優しさは備わらないし、劣勢だった犬から自尊心は奪われます。
この論者の人はおそらく人間のコミュニケーションにも同じような考え方が根底にはあって
曖昧に言うと何事にも白黒はっきりつけたい人だったり
子供の喧嘩は経験値でしかない、あるいは問題解決能力の肥やしと思っている人が多いでしょう。
場面場面のド正解は世の中には無くて、その人の考え+検証がその人のエビデンスになって
持論が形成していくのだと思いますが
基本 何年も教育に携わっているプロの中で「観察」が好きな人でないと将来の正解は持ってません。
僕はどちらかと言うと
細かくジャッジして早めに介入派。
仮に「興奮」や「欲」「体格差」などのマイナスの要素が無かったとしても
子供同士、犬同士にまかせすぎると基本良い事ない。
任せた結果、納得して問題解決能力が長けて自信に繋がるケースは少ないと思っています。
早めにジャッジする分 時間でカバーして欲しいから
パピパの回数を多くとっていると思って下さい。
過去にやった事を繰り返すだけ
2022/06/23 in DOG DIAMOND
あれだけ子育てに没頭してきたのに、犬を飼うと「犬育て」をしない。
環境設定の話を一つします。
今朝「愛犬がコードをかじる、苦いスプレーをしたりする他何か良い方法はあるか?」と質問を受けました。
「ありません」
ホームセンターでコードのハードカバーを買ってきたり、苦味成分のスプレーをする。
欲求を満たせるおもちゃなどを用意するなど、誰もが思いつく方法のほかに
魔法のような「環境設定」はないんです。
僕が言う環境設定って、そういったハード面を指す事も多いけど
そうではなく心の環境設定も必要になってきます。
「悪戯認定」の線引きを変えてください。
ティッシュに没頭するわが子を見守って、むしろ応援さえして
子供が全てだし終わった後に母親が1枚1枚箱にしまっていたはずなのに、
愛犬のする それは早々に悪戯認定して「ダメ」を連呼する。
泥だらけになっても気の済むまで素手で砂や土を触らせていたのに
葉っぱや石を口にくわえると問答無用で「叱って口から引っ張り出す」
無料で利用できる児童館には膨大な時間を費やして、何度もやり取りに介入して
同年代の子達のコミュニケーション力を育む努力をしてきたけどパピーパーティーには参加しない。
参加しても愛犬の成長を待とうとしないで諦める。
過去にやってきた事を、もう一度犬に当てはめてみるだけです。
では。
パピー料金って設定してますか。
2022/06/23 in DOG DIAMOND
プードルの仔犬ちゃんがファーストトリミングに来てくれました。
家に来て間もないのと、外での経験があまりないので心配でしたが
シャンプーもカットも過度にストレスを感じる事無くこなしてくれました。
シャンプーレクチャーをすると、けっこう多くの方が勘違いをしていて
「早く終わらせないと可哀そう」と思ってらっしゃいます。
マッサージやヘッドスパを受けて「早く終わらせてほしい」と思う人が少ないのと同じで
急ぐ事で 作業が雑になり不快を感じさせ、結果トリミングが嫌いになります。
まず多くのトリミングサロンがする事は「パピー料金」の割引設定を止める事。
体が小さいから早く終わらせなければという、トリマーの固定概念を無くす事。
思っている以上に、ゆっくりと時間をかける事ですね。
では。
チワワは気が強いのか?
2022/06/23 in DOG DIAMOND
今日は八王子からチワワの飼育相談に来てくださいました。
まだ1キロにも満たない2か月半のチワワくんですが
この時期に疑問・不安をプロに相談する事って非常に重要。
問題を先延ばしにして良い事ありません。
犬の飼い方は千差万別だけど、「飼い方」という大きなくくりではければ
完全な「正解・不正解」はあるんです。
勿論持論も伝えますが、大半は正解を伝えていると思ってます。
「チワワって気が強いんですか?」
チワワは気が強い、が一般論だと思うけど僕はそうは思わなくて。
体が小さいから 許容をオーバーする事がどんな犬よりも多いんです。
自分より体が大きな犬しか世の中にいない訳ですから、適切な犬との経験を重ねなければ
犬が苦手になっても仕方ない。
ひょいと持ててしまうから、相手の身体的な苦痛をさほど考慮せず人間が触ってします。
時には兄弟の中で取り合いになってしまう。
唸ったり嚙んでくるのは、気が強いからではなく「体が痛いから」
体をひねったり、唸ったり、咬んだりして犬は必至で訴えている訳だけど
どうしたって「じっとしなさい」と叱られるから強く噛むしか無くなる・・・。
気が強いのではなくて
体の小ささに比例して物事へのキャパが狭くなるだけの話。
いろいろお話しましたけど、何かひとつ結論を出すとしたら
「頑張りすぎない」って事かな。
では。
年配の人が構成するコミュニティーに加わるべきなのか。
2022/06/21 in DOG DIAMOND
6月某日。 ここ数日暑さが急に増した事もあり、犬の散歩の開始時間を繰り上げた。
6時に歩き始めると変わる景色がいくつかあって、そのひとつが「ラジオ体操」。
最近は夏休みの子供の参加率が減って、目にする機会は減ったんだけど、
日本中の各地の公園でこの光景は生き続けている。
今朝寄った公園では総勢15人くらい。最年少が60代くらいかな。
人生100年時代。健康寿命を延ばす観点で、
ここに50代40代が参加する事に意義は確かにあるのだけれど、参加しにくい側面もある。
話は変わるけど、もうひとつ変わる景色は「出会う犬」。
7時台では出会わない犬に会うわけだけど、今朝は年配の男性が飼うメスのテリア犬をはじめて見かけた。
他の犬に会うたび酷く興奮して吠える犬だったんだけど。
僕はそんな犬に会うと一定の割合で声をかける。
ついつい出しゃばってプロとしての助言をしたくなるんだけども
誰にでもという訳ではなくて。改めてその尺度を分析すると。
「飼い主さんが困っていそう」「飼い主さんが若い」こんな基準が頭に浮かぶ。
今日見かけた年配の男性に声をかけなかったのは、特段困っている風にも見えなかったし
話しても会話が成り立たなそうだったから。
つまり大まかに言うと「どんな風に犬を飼う?」とか「誰かに迷惑をかけている基準」とか
そういった価値観が合わない確率が高いと、僕の中で瞬間判断したのだと思う。
僕の考える現代的な犬の飼い方はやっぱりどこか複雑で、年配の人の考える犬の飼い方とは
大きな乖離がある場合が多い。
健康維持に関しても、毎日早起きして、一生同じ運動をするラジオ体操の単純さを
いわゆる現役世代が選択するのかどうかという問題は。
年配の人が構成する様々なコミュニティーが衰退するのか、
あるいは現役世代が受け継ぐのか、又は融合するのかという問題とけっこうリンクしていて
今が見極めの時期なのかもしれないです。
マルチーズちゃんの飼育相談
2022/06/20 in DOG DIAMOND
マルチーズちゃんの飼育相談。
相談を受けた感想としては「可愛すぎて何かに悩み過ぎるのもったいない」ですかね。
でもそういうのアルアルで、昨日のパピパも元気な新入りくんが来て走り回ってたけど
まぁまぁ健全で、仔犬なんてそんなもんだと思う。
パピパに来る子で一定困ってそうな方には「保育」を薦めるんですけど
「迷惑かけたらと思って言い出せない」 って割と言われます。
犬の躾全般に言える事は、成犬になって問題が起こってからトレーナーに依頼するってありますよね。
同じような感じで、保育を躊躇して良い事無いです。
親は子供を保育園や幼稚園に入園させる事を躊躇なんてしないじゃないですか。
それと同じで、犬にまみれた環境で共同生活する事を躊躇するべきじゃないです。
では!
ボランティアの割合を調整します
2022/06/19 in DOG DIAMOND
先日のブログ記事 【集客したければボランティアしろ】
ボランティアってなにすればいいの?って思いますよね
そりゃ社会貢献度が高いに越した事はないですけどなんだっていいと思います。
ちなみに「相談」を有料にするって言ったの中止にして今も無料でやってます
昨日はマルチーズの男の子、明日はマルチーズの仔犬くん!
僕の伝えている事は「犬の教育」であって、躾情報を積極的に取り入れている飼い主さんは
僕の話を聞いた直後は戸惑うと思います。
どうして今まで気づかなかったのかという後悔と、時に今と真逆の事を言われる驚き。
youtubeなどで情報を掴む事が簡単になって
最近情報を取り入れる事で迷走してしまう飼い主さんが本当に多くて
10年後の常識をコツコツと話す必要があると改めて感じたのでこれも当面ボランティアです。
正しい知識の布教活動ってとこです。
仕事 休息 子供と遊ぶ 学校活動 相談 パピパ (黄色がボランティア)
子供と遊ぶ時間をもっと増やしたいので今後土日のパピパは2週に1回にするかもしれません。
今日は選挙行った後 朝散歩して掃除して(仕事) 11時からはTHE MACH(休息)
16時からパピパ(ボランティア)
ホテルの犬達とまったりしてます。
では。
僕がパピパをする理由(後付け)
2022/06/16 in DOG DIAMOND
僕がパピパを開催する理由(全く犬と関係ない話が大変です(;'∀'))
先日PTAのお手伝いで1,2年生の「歩行訓練」に参加してきました。
信号の渡り方、左右確認の方法を警察の方から教えてもらう訳ですが
2年生は2回目だから慣れてふざけるんですよね。
毎朝 やまだうどんの交差点に立ってホテルの犬と一緒に見守りしてるんです
さすがにそこの交差点の治安は守られているけど
ひとつ先の信号に行くと、高学年は点滅で走っている横を高校生が自転車で信号無視してる感じです。
「正義感」とか「倫理観」とか何かを守ろうとする力の平均値ってきっとこんなで
子供の頃は皆無垢で、正しい事しかしないのに成人する頃をピークにその力は下がって
例えば子供が生まれたり、周囲の環境が変わったりして一定の人はその力を取り戻すんだろうけど
やっぱり多くの人は子供の頃のような純粋無垢には戻れない。そんな表です。
こういう傾向は昨今は本当に強くて
「とびだすな くるまはそこまで みていない」
「子が見てる おとなもまもろう 交通ルール」
小学校で募集した標語でも「大人に物申す系」が多い気がするんですよね。
でね
これ子供が一体誰に向かって言ってるんだって考えた時
自分の親や親世代から成人するくらいまでの人に対してが殆どだと思うんですよ。
現役世代がいわゆる「何かを守る力」を引き下げてるって事。
週末は選挙ですね
4年前より随分世代交代が進んだ印象です(4年前の候補者)
高齢化が進むことで、特に政治の世界においては世代交代が必須みたいな風潮ですが
正義感とか倫理観とかにおいての世代交代って少し心配です。
結論 パピパをする理由はざっくり言うと「改善ってコスパが悪い」から。
小さな頃に時間をかける方が効率が良いんです。
小学生の低学年くらいまでに「道徳」とかの授業数を今の3倍くらいに増やして
徹底的に「守る力」を付けて、そもそも右肩下がりにならないカリキュラムを組んだ方が良いと思います。
では。
くるみ ちゃんシャンプー
2022/06/16 in DOG DIAMOND
チワワのくるみちゃんのシャンプーのご紹介。
少し前の世代のパピパ仲間にはおなじみ、チワワのくるみちゃん。
吠えで悩んで1歳前にご相談にいらしてから、何度もパピパや保育に通って頑張ってました。
パピパは卒業しましたが今も継続して、トレーナーさんの指導をうけながら
くるみちゃんのQOLの改善に頑張ってらっしゃいます。
初対面の人が苦手で サロンでシャンプーを断られたりもしたそうですが、
今回でドッグダイヤモンドは2回目。
前回よりもリラックスしてました。
↑ ブロー中は笑顔でいられるように♪
もっと早く出会っていれば、もっと違ったお話が出来たと思うけど
こうやって、シャンプーひとつとってもしっかり時間をかけて
トリマーさんと犬との関係を作ってから、作業自体も焦らず行えば多くの犬は慣れます。
生活の中の犬に対するいろんな作業の人間が考える時間軸を変えてみてください。