キャッチーなワード
2017/03/12 in DOG DIAMOND
ご質問を受けたドッグフード
ありがちなキャッチーなワードを組み合わせた名前のフードでした
ナチュラル・パーフェクト・セレクト・サイエンス・メディカル・バランス・・・
大したコンセプトがない商品にありがちなネームです
統計上『良いフード』と連想させるようなワードだったり、検索に引っかかる確率が上がるのだと思います
名前だけでなく
『食いつき』 『涙やけ』 『尿路ケア』 『肥満防止』 『関節ケア』
飼い主さんが悩んでいる事のランキングを把握して、大した効果を実証していなくても
あたかも実績があるような書き方をしているだけです
実際効果がある訳はありません
効果が期待できるようなクオリティで作ってないですから
問い合わせのあったごはんはこんな感じのコンセプトらしいです
①LBSカルチャー配合
乳酸菌・納豆菌・酵母菌を共棲培養して作られる免疫賦活物質
名前がかっこいいからキャッチーですね(もう何でも否定的)
こういうワードを書きたいばかりに、少量取りいれるなんて事結構あります
②高い消化性
とうもろこしが主原料でどうして消化性が高いと言えるのかわかりませんが
たんぱく質の消化性に優れているようです
③愛犬に合わせたカロリー設計
特に低めという感じはしないけど・・・
④高い嗜好性と国産品質
トウモロコシの粉で作ったごはんが美味しい訳がない
嗜好性の試験とか、嗜好性を高める研究とかホント無意味
美味しい食材をの栄養素を壊さないように作ったら、食べるでしょ
国産品質って、国内で作ってるだけで
とうもろこしの自給率は0%ですから
輸入した粉とサプリを国内でこねているだけの話です
そんなの外国でこねなくても十分安く出来るでしょう
⑤ストラバイトに配慮
なぜ配慮する必要があるのか?
結石全体で12歳までの平均1.6%の罹患率です
仮にストラバイトが半分だったとしたら0.8%です
どうして1%にも満たない、確率のために必須ミネラルを減らす必要があるのか?
商品名にしても、フードの特徴にしても
ウリになる≪何か≫を作るのに必死で
犬の健康は考えてないです