ノンミール(補足)
2015/10/26 in DOG DIAMOND
ミール=妥協 というお話をしました
オリジンというフードは2年連続でDOG FOOD OF THE YEAR を受賞した商品ですが
一部粉を使ています。肉が8割というコンセプトを守る事と
妥協しない姿勢をもちつつ、採算に合うラインを超えない(¥5616/2.27㎏)こととのせめぎ合いです
エクストルーダに入れるとしても、自然食のように乾燥させながらペレットにするにしても
あるいはクプレラのようなエアドライ、K9ナチュラルのようなフリーズドライ・・・etc
どんな工程で作られるにしても、生のまま加工無しではドッグフードは出来ません
自社の工場で生肉を細かくして練り物に変える、あるいは粉状に変えるよりは
専門業者の手により、粉にしてあるものを利用して
作業工程の中に 『生』→『粉』という工程を省いた方が作業効率は上がります
ただ昨日もお話したようにミールにもランクがあります
黒毛和牛A5・・みたいなランクが存在して
ロータスに関して言えば、USDA(アメリカ農務省)が認める品質のお肉を使用しています
ミールに加工している物を購入した方が安いという事実があり、品質としては落ちても
採算を視野に入れたとき多少の『妥協』は存在します
それとは違った『妥協』も存在するのは事実で
いわゆる“副産物”です
例えば人間用の食材としての鶏
胸・ももなどのまさ肉を切り取った後の骨・羽・とさか・・・etc
本来は(処分費をかけて)廃棄処分となる部位を、買い取って
圧力をかけて粉にする業者(工場)が存在する訳です
※『レンダリング工場』と検索してみてください
飼料等に使われるとしても、納得がいきませんが
愛犬の食事に混ぜるのですから
それを『妥協』と呼んでよいのかどうか・・・・
ノンミールの補足でした