愛犬の問題行動
2016/11/25 in DOG DIAMOND
子供が出来てから、動物園に行く機会も増えてきて
でもやっぱり行くとどこか楽しめない部分もあって
先日行った羽村動物園のレッサーパンダは凄く可愛かったのですが
ずっと同じ動きを繰り返しているのを見ると、やはりかわいそうに思ってしまいます
飼育員の方々が一番感じている事なので
そもそもそういう見方をしてはいけないのかもしれません
昨日は一年位一度の動物取扱業責任者講習会があり
動物の行動学の専門家の方の話を聞いてきました
その中の話のひとつが常同行動
馬房の中の馬が行ったり来たりするのもそういう行動だそうです
自分を客観的に見ると、そういう事に目がいくから
そもそもケージで飼う事も好きじゃなく
ケージでのホテルをしたくないと思ったのかもしれません
実際ホテルに数か月~1年というスパンで滞在する子もいますが
足先を舐めたりする事はあっても、大きなストレスを感じる音はあまりありません
①スペース ②群れ
いろんな要素の中でこの二つが強いように感じます
①ある程度動ける、遊べるといったスペースがあった方が
精神衛生上良いと感じています
②ホテルにいる犬が群れを形成して仲間意識を持っている訳ではないです
群れを成さないと困る事は何一つないですから
ただシチュエーションによって狩猟やその他行動を共有する事が多くあれば
きっと仲間意識は生まれて、群れ化していくと思います
いずれにしても、同じ空間で同じ時間を安定した精神状態で過ごす同種がいれば
それは安定する要因になり得るでしょう
最低限の自由の保障だそうです
①餓えと乾きからの解放
②不快からの解放
③痛み、怪我、病気からの解放
④恐怖と絶望からの解放
⑤正常な行動を示す自由
正常な行動と異常行動
どう見分けているか、環境と対応が生み出した行動を異常と判断していないか
あらためて考えさせられる興味深い内容でした