ヴィベェケ・S・リーセ
2015/10/12 in DOG DIAMOND
先日デンマークの動物行動学のスペシャリスト ヴィベェケ・s・リーセさんのセミナーがあったので参加してきました
今回はグルーミング時における行動学者からの視点を教えて頂きました
全ての犬の行動には『意味』がある
と繰り返し、おっしゃていました
まぁ犬にとってみれば当たり前なんですけど
繰り返し強調する理由は、多くの人がその意味を考えないからなんだと思います
理屈抜きで、《こうあるべき》 《こうしなさい》 と考えがちなんだと思います
質疑応答の先生の回答はすべてにおいて共感できました
質疑応答の中で
トリミングテーブルの上で、他の犬の動きや他のスタッフの動きに反応してしまう
あるいは攻撃的になってしまう犬についての対応方法を聞かれ
①個室でその子だけの空間で施術する
②①が駄目なら出来るだけ離れた場所で・・・云々
という内容のやり取りがありました
たしかにそれはそうだなと思いましたが
どこまでその対応をとっていたいたかというと、本質的にはとってないんですよね
8人のトリマーがいると、スペースも限られてきます
隣との間隔が狭いと、特に他の犬が苦手な子にはストレスがかかります
白毛用のブースを作るための、黒のロールスクリーンは取り付けてありましたが
それを利用して、半個室を作るためのロールスクリーンを追加しました
これでワンズも集中できるかな?