インターン生が来ました
2022/08/18 in DOG DIAMOND
今日は九州からわざわざインターンに学生さんが来てくれました。
今どきのインターンって「学生とお店のマッチングの場」としての要素が強いですよね。
お店としては青田買いしたいし、学生も仕事を通じてアピールできる場。つまり就職活動。
うちは来春の採用は無いので、それでも来たい人がいたら一日だけ来てもらっています。
真面目で良いビジョンを持っている学生さんでした。
いろいろ話している中で「トリマーが国家資格になる?」的な話題になったんですけど。
仮にそういう動きがあったとして、その動きの目的の一部に
「トリマーの社会的地位を上げる」という要素があったとしたら
もはやそういう発想の人こそ、トリマーの地位を上げてこなかった張本人のような気がします。
これ3年前にあげた動画ですけど、本質は何も変わらないですね。
トリマーとして社会的地位が上がらない理由は沢山あるけど、個人としてもトリマーとしても
同じように言えるのは、働き始めてから学ばないからです。
お店(会社)が学びの要素を仕事に組み込まないという事もあるけど
その前に個として観察が下手だから興味を持つ機会が少ない。
そのうえ稀に興味を持った事への探求心が無かったり、飼い主さんから質問された事に答えられない時に
気持ちが離れていく様子を感じる能力が低いから、そもそも悔しくなかったりします。
社会的地位=給料 と一概には言えないけど一番量りやすい単位である事は間違いないですね。
≒ 施術単価な訳ですが。
今月青森でお店を開く菊地の施術単価は地域相場の倍近いとか
なんだか今日のインターン生に長野の轟のお店を紹介しようとしてHP見たら
プードルの単価が11500円になってたりして。
ホント頭おかしいのかと一瞬思うんだけど、我々の世代よりもよっぽどマトモで
自分の社会的地位を上げる為に勉強してるんだと思います。
よっぽど 地域で長くプードル5000円でやってるお店の方が不勉強で
トリマーの社会的地位を上げる足枷になってますよね。
ベテランさんは青森でこの単価で出来る訳ないとか言わない方がいいです。
だって 今グーグルのシークレットモードで「長野県」「トリミング」で検索したら
ファーモ 一番上に出てきたから(;´・ω・)